映画好きな人には観て欲しい!かなりおすすめのアニメーション映画。劇場版「映画大好きポンポさん」U-NEXTで独占配信中!
2021年6月4日に劇場公開されたアニメーション映画「映画大好きポンポさん」ですが、漸くU-NEXTで鑑賞しました。
元々漫画のファンだったので劇場化すると聞いた時には嬉しかったですね。なんと言ってもストーリーがいいんです。かなりいいできの映画なのでお勧めしたいと思います。もともと「映画大好きポンポさん」は「pixiv」に投稿されていた杉谷庄吾【人間プラモ】による漫画が原作です。
作画が好きな作風でもなかったので最初は漫画も敬遠していたのですが、読んでみれば映画好きには中々楽しい内容です。その映画版は映画版としてとてもよくできたストーリーでした。
映画が好きでまだ見たことがない方には是非一度見て欲しいアニメーション映画です。
映画「映画大好きポンポさん」はどんなストーリー?
映画「映画大好きポンポさん」は原作漫画の「映画大好きポンポさん」1巻の内容ですが後半はオリジナルストーリーになってます。このオリジナルストーリーが良かった!
「映画大好きポンポさん」が上映されている時に、東京都内、特に近くの映画館がコロナで閉まっていたりしたのもあったのですが、その後映画館が開いた後も「まあ、原作知ってるし、いいかな」と流してしまったのですがちょっともったいなかったですね。それくらい後半のストーリーが良かったです。
こちらに「映画大好きポンポさん」公式サイトへのリンクを貼りつけておきました。
「映画大好きポンポさん」のストーリーを超簡単に言うと
映画の都「ニャリウッド」にある「ペーターフィルム」の映画プロデューサー「ポンポネット」(通称:ポンポ)はアシスタント ジーン・フィニに自身の製作映画「MARINE」に予告編製作を依頼する。
ポンポはその予告編映像からジーンのセンスを見いだし、自身が脚本を手掛けた新作映画「MEISTER」の監督にジーンを抜擢、また、オーディションに来た新人のナタリーをヒロイン役に抜擢するつもりで若手女優ミスティアの付き人とする。滞りなく進んでいた映画撮影だったが、編集をしている時このままでいいのかと疑問を感じ始めた。(オリジナルストーリー)
劇場映画「映画大好きポンポさん」のお勧め度は★4つです。
劇場映画「映画大好きポンポさん」はこんな方にお勧めです。
・映画が好きな方、特に映画製作が好きな方
・映画製作の現場に興味がある方
・アニメーション映画が好きな方
・漫画「映画大好きポンポさん」が好きな方
特に映画好きな方には見て欲しいかな
逆に上の内容が苦手な方には向いていないかも
今はU-NEXT独占配信とのことです。
主要キャラクター(とCV)説明
ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット(小原好美)
映画プロデューサー。普段はB級映画ばかり撮っている。ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ペーターゼンという世界的な映画プロデューサーを祖父に持ち、幼少期からペーターゼンとともにいたおかげで映画撮影のノウハウを自然に身に着けていた。ペーターゼン引退後の彼の会社を引きついでいる。
好きな映画は「セッション」、「デス・プルーフ」、「フランケンウィニー」。
「デス・プルーフ」はキルビルのクエンティン・タランティーノ監督作品のB級映画。
「フランケンウィニー」は「チャーリーとチョコレート工場」や「シザーハンズ」のティム・バートン監督作品。
この二人とも大好きな監督なのに両作品も見たことがないとは私もまだまだですね。
小原好美さんは「かぐや様は告らせたい」の藤原千花や「無職転生」のロキシー役をしてます。
ジーン・フィニ(清水尋也)
ポンポのアシスタント。かなり鬱屈した青春時代を過ごしており、映画を心の支えにしている。映画監督を目指してペーターゼンフィルムに入社した。かなりの映画おたく。
この映画の事実上の主役。
好きな映画は「スティング」、「ファイトクラブ」、「タクシードライバー」。
この三つの映画とも共感できるなぁ。
漫画のコラムだと「ファイトクラブ」や「タクシードライバー」というセレクトは映画好きな根暗男子は一度通る道らしい。自分を振り返ってみると映画好きではあったけど、根暗男子ではなかったと思うけど。
清水尋也さんは、「ちはやふる」や「東京リベンジャーズ」などに出演している俳優です。コミック原作の映画に多数出演していますね。
ミスティア(加隈亜衣)
金髪の若手美人女優。夢は自身の出演する映画をプロデュースすること。
好きな映画は「カミーユ・クローデル」、「アデルの恋の物語」、「ブロンテ姉妹」。
3本ともフランスを代表する大女優「イザベル・アジャーニ」の出演作。
私はフランス映画はあんまり見てません。でも「王妃マルゴ」は観ましたね。この映画もイザベル・アジャーニ出演作。
加隈亜衣さんは数えられないくらいのアニメに出演している説明不要の声優さんですよね。
ナタリー・ウッドワード(大谷凛香)
俳優志望。オーディションに落ち続けていたがミスティアの付き人を通じてポンポさんの映画に抜擢された。
本作品のヒロイン。
好きな映画は「プロヴァンス物語 マルセルのお城」、「秘密の花園」、「バベットの晩餐会」
何となくナタリーの人柄が分かる3本。(って「バベットの晩餐会」はデンマーク映画で未視聴)
大谷凛香さんは「ミスミソウ」に映画初出演されています。
マーティン・ブラドック(大塚明夫)
伝説的俳優。10年ほど実質的な引退状態だったが、ペーターゼンに請われて「MEISTER」に出演する。
好きな映画は「欲望という名の電車」、「ゴッドファーザー」、「地獄の黙示録」。
3本とも超大物俳優「マーロン・ブランド」の出演作。ゴッドファーザーは自分的トップ3(旧)に入るくらい好きだった映画。ここでマーロンはド迫力のマフィアのドンを演じてます。地獄の黙示録は今もレコードを持ってて偶にサントラを聞いてたりする。「ワルキューレの騎行」の高まります。ベトナム戦争のさなか、ジャングルの中で帝国を築いた狂気の軍人、カーツ大佐を演じました。10年も20年も前に観た映画なのに未だに鮮明に思い出せるほどの圧倒的な存在感でしたね。
大塚明夫さんはベテラン声優、最新の「ルパン三世」PART6の次元大介役です。
コルベット監督(坂巻学)
ポンポの右腕の映画監督。ポンポさんの好みのB級映画を撮ることに長けている。
好きな映画は「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」、「宇宙ショーへようこそ」、「アリーテ姫」。
それぞれ平尾隆之さん、舛成孝二さん、片渕須直さんの監督作品。日本のアニメ映画3本で演出家が劇場版に昇華させた3本。平尾隆之さんは本作品「映画大好きポンポさん」のかんとくさんです。
坂巻学さんもベテラン声優さんです。
原作コミックはどんな感じ⁈
コミックの方が映画マニア向けに書かれているとしたら、映画の方はかなりその様な要素を抜きエンターテイメントとして完成度が高くなっていると思います。映画の名前がかなり出てきます。
コラムや短編がいくつもあって映画解説的なものもあります。なかなか楽しいですよ。
コミックは「映画大好きポンポさん」1-3巻。「映画大好きフランちゃん」、「映画大好きカーナちゃん」、「映画大好きポンポさん the Omnibus」と既刊6巻です。
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