「ゴジラ・フェス 2021」本日開催! 特撮映像は「ゴジラvsヘドラ」

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本日2021年11月3日に、昨年も開催された「ゴジラ・フェス オンライン2020」で好評を呼んだ中川和博監督による新規の特撮「ゴジラ対ヘドラ」が上映されます。

東宝 ゴジラシリーズとは

今年の3月にも「ゴジラvsコング」(原題:「Godzilla vs. Kong」が上映されました。
私も見に行ったのですがとても楽しい映画でした。
この映画の紹介も近いうちにしたいと思いますが、本日は「ゴジラ・フェス2021」が開催されますのでそちらの紹介です。(リンクにしておきました)

ゴジラ自体を知らない方は少ないと思いますが、今回の「ゴジラ・フェス」の元っていうか原型っていうか昭和の「ゴジラシリーズ」についてご存じない方もいるかと思いますので超ざっくりおさらいです。
といっても私自身もタイムリーに映画を見たのは平成シリーズ以降のいくつかで、ほとんどはTVのロードショーで見たものです。子供の頃東宝特撮映画が大好きで「ゴジラ」を代表する怪獣もの、ウルトラマンなどの特撮もの、はては遡って変身人間もの(っていうのかな。伝送人間とか、透明人間、マタンゴとか)ほとんど見たといってもいいくらいです。

第1作は昭和54年の「ゴジラ」

ゴジラはビキニ環礁で行われた水爆実験の結果、放射能による変異で生まれた怪獣で、人間が自然や地球に対する行いのアンチテーゼとして考え出された怪獣です。
そしてゴジラが日本に上陸して暴れまわる。自然の猛威の逆襲といったところでしょうか。
最後はある手段でゴジラを倒すことができたのですが、今でもその際つかわれた特殊な薬品名が口に出せるということは子供の頃の記憶って定着するもんだと感心します。

その後も多くの作品が生まれました。

昭和の「ゴジラシリーズ」で15作品。平成の「ゴジラシリーズ」は7作品。「ミレニアムシリーズ」は6作品。2016年にあのエヴァンゲリオンシリーズの監督 庵野秀明による作品「シン・ゴジラ」。アニメも3作品作られています。
これら東宝の国産作品32作品の他にハリウッド版ワーナー・ブラザーズ制作の3作品があり、3作目の「ゴジラvsコング」が上映されました。

「ゴジラシリーズ」個人的お勧め

このシリーズの中で完全に個人的なお勧めをいくつか挙げるとしたら下記の様になります。
(この中で「ミレニアムシリーズ」6作品は多分見ていません。きっとお勧めもあると思いますが)
正直絞り切れていると言い難い・・・・・
ゴジラ(1954年)ゴジラ映画の元祖。始祖。
キングコング対ゴジラ(1955年) 
・モスラ対ゴジラ(1964年) 映画「モスラ」に引き続き、ピーナッツというアイドルが「モスラの歌」を歌って話題に。って正直ピーナッツを知らないんだけど双子の人気アイドルだったらしい。モスラ(幼虫)が可愛くて大好き。ゴジラに次ぐ人気怪獣だったんですよ。
怪獣総進撃(1968年)
ミニラ、アンギラス(なぜか好き)、ラドン、モスラ(幼虫形態)、キングギドラ他たくさん怪獣が出てきた楽しい映画。
当時っていうか、東宝ゴジラシリーズの怪獣は一部を除いて基本着ぐるみです。
その関係で四つ足怪獣の足が長いのがやや不自然。でもそこが何か好きだったんですよね。特にアンギラスハアンキロサウルスという恐竜が元ネタだったと思いますがどう見ても足が長い。でも好きだった。そんな感じです。

ゴジラ対ヘドラ(1971年) 今回のフェスの目玉。公害問題を怪獣に置き換えている問題作!
ゴジラvsキングギドラ(1991年)。
正直「キングギドラ対ゴジラ」(1962年)も捨てがたい。キングギドラが大好き。未来人とか基本だれかに操られている。
キングギドラって着ぐるみでも相当に大きいのです。それに一つの胴体に首が三つあってその首が好き勝手に動きます。
その勝手次第が好きだったのですが(良く体をコントロールできるものだ)
だからゴジラの様に一人の演者が入って動かすという訳にはいきません。おぼろげな記憶だと確か25人がかりで動かしていたと思います。

シン・ゴジラ(2016年) いうまでもなく庵野監督の代表作の一つ。災害=ゴジラという構図がリアル。
GODZILLA ゴジラ(2014年) ハリウッド版ゴジラ。外国からみたGODZILLAが斬新で良かった。
ゴジラvsコング(2021年)ハリウッドを代表する怪獣キングコングと日本を代表する怪獣ゴジラの対決。それにさらに加わる怪獣。凄く楽しいエンターテインメント要素満載。もっと話題になってもいい作品。

ゴジラとキングギドラの戦いのワンシーン。手前はモスラ(幼虫)けなげに糸を吐いて攻撃する。

「ゴジラ対ヘドラ」って?

特撮の神様、円谷英二監督没後に初めて作られた作品です。
当時問題になっていた(らしい)公害問題を前面に打ち出した内容で「四日市コンビナートの工場煤煙」、「田子の浦港ヘドロ公害」を題材に扱った内容になっています。
煤煙?ヘドロ?って何って感じかもですね。工場の廃液が碌に浄化されないまま海に垂れ流されできた汚泥です。
(今では考えられませんよね)昔の高度成長期の日本はその反動で公害問題が深刻だったのです。

「ゴジラ対ヘドラ」(旧)の特徴って

おぼろげながらの記憶をyoutubeで補完して書くとこんな感じでしょうか?
・ヘドラがオタマジャクシ。→あっという間に巨大怪獣!
・ゴジラは正義の味方。
・ゴジラが空を飛ぶ!

●なんか小さなヘドラはおたまじゃくの形状と大きさだったと思います。手の平に乗るサイズ。これがのちに超巨大生物になるとは。。。。
●初代ゴジラは、「シン・ゴジラ」同様に東京の町をぶっ壊して暴れまわるのですがその後のゴジラ(2代目ゴジラと読んでいた)は人間の味方。ってかほぼ正義の味方。敵となる怪獣を倒す正義の味方になります。今回もそんな感じ。
●この作品でゴジラは独特の飛び方を実行に移します。なんと口から放射能火炎を吹き出して反動で飛ぶのです。確かその後の作品でも時々ゴジラが飛ぶときはこの手法をマスターし実行したと思います。(当時賛否両論だったらしい。)

さあ、「ゴジラ・フェス2021」が開催されます!

本日の「ゴジラ・フェス2021」、「ゴジラ対ヘドラ」。ちょっと興味を持たれた方はご覧になって見ても。
「ゴジラ対ヘドラ」はyoutubeで無料18:30以降無料配信されます。フェス自身は12時から19時までのライブ配信なのでご覧ください。
こちらに「ゴジラ・フェス2021」特設サイトへのリンクを付けておきます。