1月28日上映開始!「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」は元祖ゲームファンにはかなり嬉しいんじゃないかな。
2022年1月28日(金)から『バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ』の上映が開始されました。
『バイオハザード』シリーズ最新作にして、<原点>
『バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ』のチラシにはこのように書かれています。
<原点>の持つ意味はなんなのでしょうか?
『バイオハザード』の映画はかなり有名ですよね。少しでも映画に興味がある方は1億ドルをかけて製作された映画
そう、あの世界的女優ミラ・ジョボヴィッチボヴィッチが「アリス」を演じてついにはスーパーサイヤ人並みの超人となって活躍していくあのシリーズです。
よく知られていることですが、『バイオハザード』はもともとカプコンのゲームを映画化したものです。
ゲーム自体は結構古いものなので若い方の中には映画が「バイオハザード」シリーズとの初めての接点って方が多いでしょうが、私とバイオハザードシリーズの最初の接点はPlay station2でのゲームでした。
カプコンがPlay stationとSEGA用にゲームをリリースしたのが1996年(年がばれる)。もう20年以上経ってしまったんですねぇ。
『バイオハザード』のゲームってどんなゲーム、ストーリー?
今回の映画は当時のゲームを映画で再現したものの様です。
ちらしを観ても分かる様に「ミラ・ジョボヴィッチボヴィッチ」も出演しません。
『バイオハザード』のゲームってどんな感じのゲームなのでしょうか?
映画が好きな方でゲームをしない方もいらっしゃるでしょうから簡単に説明。
1996年に初代『バイオハザード』が発売されたのは前述のとおりですが、その後携帯アプリも含めて様々なハードで展開され移植作品を含めると2021年6月の時点でタイトル数146作品、全世界シリーズ累計1億1,700万本‼を売り上げているメガヒット作品です。(この実績はストリートファイター、モンスターハンター、ロックマン、デビルメイクライも上回る)
これは凄い!
どうしてこんなにヒットできたのでしょうか?
様々な分析があるのでしょうが、私の勝手な推測だと
・本格的な「サバイバル・アドベンチャー」。メーカーではカプコンが初めて「サバイバル・アドベンチャー」というジャンルで発売。
とにかく、血が噴き出す! 簡単に(自分のキャラが)死ぬ。
・臨場感に溢れ、恐怖をあおる演出が凄い。てかどきどきしっぱなし。3Dフルポリゴンでプレイヤー目線で進行します。実際にはローディング時間を紛らわす為だったのですが、ドアが開く時に凄くどきどきしたもんです。
・謎解き要素が満載でけっこう難易度は高い。
様々なアイテムの組み合わせで進行する謎解き要素があります。それが決して簡単ではないのです。時々、行き詰まっては情報を整理して進めたもんです。今の様にSNSがあった訳ではないので同じようにはまっている有人から情報を得たものです。(攻略本は使用しませんでしたが、分厚いのが販売されていました)
・キャラと武器操作の習熟が必要
ゲームが進行すると様々な武器やそれに必要な弾丸を入手することができます。
キャラ操作の習熟が結構必要でそれが楽しかったりしたんですよね。
「バイオハザード」 ゲーム(1と2)のストーリーを超簡単に!
『バイオハザード』のゲーム版といわゆるミラ・ジョボヴィッチボヴィッチ版『バイオハザード』のストーリーはほとんど、と言うかまったく異なります。後者はまったく別物と思っていいでしょう。
今回の映画「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」のストーリーと重なるところがあるので、ゲームのストーリーも知らない方が良い方はご注意下さい。
なんで「バイオハザード」と「バイオハザード2」のストーリーのおさらいが必要というと
今回の映画「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」は「バイオハザード」と「バイオハザード2」のハイブリッドだからです。
ゲーム「バイオハザード」のストーリー
「バイオハザード」(1の方ね)の舞台は閉鎖された洋館の中
アメリカ中西部の地方都市ラクーンシティで猟奇事件が発生。事態を重く見たラクーン市警は特殊作戦部隊S.T.A.R.S.(スターズ)に出動を要請。ブラボーチームがヘリで出動するもヘリは墜落、翌日主人公のクリス、ジルを要するアルファチームが出動することになりました。そこで半ば腐った体の野犬の群れに襲われます。
アルファチームは洋館に逃げ込みます。ほっとしたのもつかの間、洋館にはブラボーチームの隊員ケネスの死体があり、更に大量のゾンビが襲い掛かってきました。その上、アルファチームの隊長ウェスカーも姿を消しました。
洋館の中はゾンビの徘徊する恐怖の館でした。そしてブラボーチームのメンバーが餌食になっていました。
犬のゾンビが襲い掛かったり、ゴリラと融合した化け物が出てきたり、気の休まる時はありません。
そして見つけたファイルからアンブレラ社は軍事利用目的で人をゾンビ化させるウイルス「T-ウイルス」を開発しており、そのウイルスが流出したことが今回の事件の発端だったことが判明します。
洋館の地下で疾走した隊長ウェスカーに再開します。ウェスカーはアンブレラが社がS.T.A.R.S.に送り込んだスパイでした。主人公と戦い追いつめられたウェスカーは最強の怪物タイラントを解き放ちます。ウェスカーはタイラントに殺されてしまいます。
主人公は大変な激闘の末、タイラントを撃破し呼び寄せたヘリによって脱出するのでした。
ともかくこの最後の激闘が大変でしたね。何とかタイラントを倒した時には達成感に満たされたのをよく覚えています。
「バイオハザード2」のストーリー
「バイオハザード2」の舞台は開かれた「ラクーンシティ」
「バイオハザード2」は「バイオハザード」から2か月後の話。ラクーン警察署 (R.P.D.)新人警察官レオン・S・ケネディとクリスの妹で女子大生のクレア・レッドフィールドは町に向かっていました。この主人公になります。
ようやく町にたどりついた二人ですが、町はゾンビで溢れていました。偶然出会った二人はラクーン市警に向かいますが乗っていたパトカーは大破し横転したタンクローリーによって炎上します。
ゲームの操作は確かここから始まります。
署内にたどり着いた二人は手分けして他の生存者と脱出手段を探します。
調査の過程で、レオンはエイダ・ウォンとクレアはシェリー・バーキンという少女と運命的な出会いをします。
署内に残っていた警察官はゾンビに襲われて全滅。別々の敵と戦って下水道に降ります。
下水道でェリーの母親であるアンブレラ研究員アネット・バーキンと遭遇。
シェリーを追跡する怪物の正体が、致命傷を負った夫のウィリアム・バーキンが死の間際、自作の新型ウイルス「G-ウィルス」を投与したことで変貌した「G生物」であることを告白します。
レオンとエイダ、クレアとシェリーは戦いの中で絆を深めて行きます。実はエイダはアンブレラとは別の組織からG-ウィルスを奪取するために派遣されたスパイでした。
レオンを愛するようになっていたエイダは、事実を知って驚愕する彼を完全には裏切れず、混乱の中でレオンを庇って力尽きます。アネットもまた致命傷を負い、クレアにシェリーを託して息を引き取ります。
レオンとクレアはシェリーを連れて地下研究所で貨物列車を発進させると、もはや原形を留めない姿と化してなお追ってきたウィリアムを完全に撃破し、ラクーンシティからの脱出に成功するのでした。
朝日を浴びながら、クレアは兄を必ず探し出し、レオンはアンブレラと戦うことを決意します。
「リサ・トレヴァー」の存在
リサ・トレヴァーは「バイオハザード HDリマスター」で初登場し、プレイヤーにトラウマ級の恐怖と衝撃を与えました。
彼女は幼少期から多様なウイルスやネメシス・プロトタイプの投与実験をした結果、強靭な生命力を得た存在になりました。彼女が映画の冒頭から出てきて、否が応でも「バイオハザード」原作ゲームの恐怖の雰囲気を醸し出します。
ゲーム「バイオハザード」「バイオハザード2」と映画「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」の違い
映画「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」は自身もコアなゲームファンであるヨハネス・ロバーツ監督/脚本がリブートしたものです。
上記のあらすじは私なりに映画でも関わる部分は残しているつもりなので、実際にご覧になった際は同じところ、違いのあるところに気に留めながらも面白いかも知れませんね。
私もここは「バイオハザード」だなとか「バイオハザード2」とか、ここはオリジナルだなとか思いながら見てました。
こちらに映画「バイオハザード ウエルカム・トゥ・ラクーンシティ」の公式HPのリンクを貼っておきます。
ソニーピクチャーズエンターテイメント配給です。因みにミラ・ジョボヴィッチボヴィッチ版もソニー配給。
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